リゾート会員権。それは、数百万から数千万円の投資が必要な、究極の贅沢品です。
『いつかはオーナーになりたい』という夢はあるけれど、システムが複雑すぎて、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
私自身、各リゾートでの素晴らしい滞在をきっかけに、「オーナーになりたい」という気持ちが強くなり、そのシステムをリサーチしてみました。実は、同じ『会員制』でも、利用スタイルによって選ぶべきクラブは全く異なります。
この記事では、日本を代表する4つのクラブを、初期費用・維持費・満足度の観点から徹底比較。AIも活用して整理した最新データをもとに、オーナーへの最短ルートを公開します。
なぜ、いま「会員権」を比較する必要があるのか?
近年、私たちの旅行を取り巻く環境は激変しました。そんな今だからこそ、あえて「会員権」という選択肢を検討する人が増えているのには、明確な3つの理由があります。
一般ホテルの「価格高騰」と「予約難」
インバウンド(訪日外国人客)の急増により、都内や有名観光地のラグジュアリーホテルの宿泊費は驚くほど高騰しています。「以前は5万円で泊まれた部屋が、今は15万円……」ということも珍しくありません。
また、せっかくの休日でも人気の宿は常に満室。 会員制リゾートなら、会員のために客室が確保されており、一般の予約サイトの狂乱に巻き込まれることなく、安定した価格で「約束された休息」を手にすることができます。
「混雑」から解放された、本当の非日常
SNSの普及により、どんな隠れ家ホテルも今や大混雑。ロビーやレストランが騒がしく、落ち着かない経験をしたことはありませんか?
会員制クラブは、利用者が「顔の見える会員とその同伴者」に限定されているため、施設全体の品位が保たれています。東急ハーヴェストやエクシブに一歩足を踏み入れた時に感じる、あの「凛とした静寂」は、会員制ならではの特権です。
「所有」から「賢い利用」へ。多様化するシステム
かつてのリゾート会員権は、一つの場所を所有する「別荘」に近いものでした。しかし現在は、一つの権利で全国、あるいは世界中の施設を使い分けられる「ポイント制」や「相互利用」が主流です。
ライフスタイルに合わせて、ひとり旅ならコンパクトに、家族旅行なら広々と。その自由度の高さこそが、今の時代に会員権を持つ最大のメリットと言えるでしょう。
ひと目でわかる!主要4社のスペック一覧【比較表】
| クラブ名 | 初期費用 | 年間維持費 | 宿泊システム | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| 東急ハーヴェスト | 200万〜1500万 | 約10万〜20万 | 宿泊券(1室) | 家族で別荘感覚 |
| エクシブ | 150万〜4000万 | 約10万〜30万 | 占有日(タイムシェア) | 豪華さと美食重視 |
| リシエロ | 100万〜300万 | 約 5万〜15万 | ポイント制 | プライベート重視 |
| マリオットVC | 200万〜800万 | 約20万〜40万 | ポイント制 | 海外・多拠点派 |
東急ハーヴェストクラブ:初心者でも安心の「バランス王」
私が実際に宿泊して一番驚いたのは、ロビーに足を踏み入れた瞬間の空気感でした。会員制ホテルだからこその優雅な雰囲気を感じました。
一般のホテルでは味わえない、凛とした静寂。それでいて、スタッフの方々の温かいおもてなしに、『あぁ、ここなら何度でも帰ってきたい』と素直に思えたのです。
東急ハーヴェストクラブが、数あるリゾート会員権の中でも『まず最初に検討すべき』と言われるのには、3つの理由があります。
・全国主要リゾートへの圧倒的なアクセス
箱根、軽井沢、京都など、日本屈指の観光地に施設があり、一箇所の会員になるだけで全国の施設を『相互利用』できるのが最大の魅力です。
・リーズナブルで明快な宿泊料金
多くの施設が『1室1泊あたり』の定額制(または1人あたり定額)を採用しています。休前日やハイシーズンでも料金が変わらないため、家族旅行でも予算が立てやすいのが特徴です。
・資産としての安定性
不動産共有制(預託金制もあり)をとっており、将来的に売却することも可能です。中古市場も活発で、資産価値が急落しにくい点も、オーナーになる安心感に繋がっています。
まさに、『別荘を持つのと、ホテルに泊まることの良いとこ取り』をしたシステム。それが東急ハーヴェストの正体です。
⇒ 東急ハーヴェストクラブの中でも特におすすめの施設は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
エクシブ(XIV):宮殿のような『豪華さと美食』の頂点
東急ハーヴェストの「心地よい日常の延長」に対し、一歩足を踏み入れた瞬間に別世界へと誘われるのが「エクシブ(XIV)」です。
リゾートトラストが運営するこのクラブは、日本の会員制リゾートの代名詞とも言える存在。特に「非日常感」を求める層から圧倒的な支持を得ています。
夫婦の記念日や、親孝行の旅を豪華に演出したいなら、エクシブ一択です
◆エクシブが「至高」と呼ばれる3つの理由
・圧倒的な建築美とロケーション
多くの施設がヨーロッパの宮殿や邸宅をモチーフにしており、エントランスから客室に至るまで重厚なラグジュアリー感が漂います。記念日や大切な人を招待する場所として、これ以上の舞台はありません。
・「食のエクシブ」と称される料理の質
オーナーたちの間で最も評価が高いのがレストランのクオリティです。イタリアン、中国料理、日本料理など、それぞれの専門シェフが腕を振るう料理は、もはや宿泊の「ついで」ではなく、その料理を食べるために旅をする価値があるほどです。
・占有日(タイムシェア)という所有の満足感
「1年間のうち〇泊分」という権利を所有するシステムが主流で、自分の「別荘」としての意識を強く持てるのが特徴です。また、ハイグレードな施設になればなるほど、オーナーだけの特別なラウンジやサービスが充実しています。
⇒ エクシブ(XIV)の中でも特におすすめの施設は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
リシエロ(re-cielo):他人の目を気にしない「究極のプライベート」
「ホテルのロビーや共有スペースで、他の宿泊客と顔を合わせるのは少し気疲れする……」 そんな本音を持つ方に今、注目されているのが「リシエロ(re-cielo)」です。
東急やエクシブが「ホテル型」のリゾートだとすれば、リシエロは「一棟貸しヴィラ型」の会員制リゾート。まさに「現代版の隠れ家別荘」です。
◆リシエロが選ばれる3つの理由
・完全プライベートな「一棟貸し」スタイル
すべての客室が独立したヴィラタイプ。自分たちだけの庭やテラスがあり、隣の部屋の物音や廊下の話し声を気にすることなく、心ゆくまでリラックスできます。
・ペットと一緒に過ごせる自由度
「家族の一員であるペットと旅をしたい」というニーズに応え、多くの施設でペット同伴が可能です。広いヴィラだからこそ、ペットもストレスなく過ごせるのが大きな魅力です。
・リーズナブルな初期費用
他の大型クラブに比べ、初期費用が100万〜300万円台からと比較的抑えられており、30代〜40代の若い世代が「最初の会員権」として選びやすい価格帯になっています。
マリオット・バケーション・クラブ(MVC):世界を旅する「グローバル・オーナー」
最後にご紹介するのは、世界最大のホテルグループが運営する「マリオット・バケーション・クラブ(MVC)」です。
これまでの3社と大きく違うのは、その圧倒的なスケール感。「一箇所の別荘を持つ」という概念を捨て、「世界中のマリオット系列ホテルを、自分の家のように使い分ける」という自由すぎる旅のスタイルが手に入ります。
◆マリオット・バケーション・クラブの3つの特徴
・世界数千箇所の施設があなたの拠点に
ハワイ、プーケット、ラスベガス……世界中の人気リゾートにあるMVC専用施設だけでなく、マリオット・ボンヴォイ提携のホテル(リッツ・カールトンやセントレジスなど)にもポイントを使って宿泊可能です。
・「ポイント制」による高い柔軟性
「今年はハワイに1週間」「来月は京都に2泊」といったように、持ちポイントの範囲内で宿泊地も日程も自由自在。ライフスタイルの変化に合わせて使い方を変えられるのが最大のメリットです。
・クレジットカードとの相性が抜群
実は、MVCのオーナーにならなくても、「マリオット・ボンヴォイ・アメックスプレミアム」というカードを持つだけで、オーナーに近い優待を受けられるのがこのクラブの面白いところ。賢い旅行者の多くは、このカードを入り口にしています。
「いきなり数百万の会員権を買うのは勇気がいる……という方は、まずはマリオット・ボンヴォイ・アメックスプレミアムで『エリート特典』を体験してみるのが最短ルートです。これ一枚で、宿泊時の部屋のアップグレードやレイトチェックアウトが可能になります。」
結論:あなたにぴったりの「オーナーへの道」はこれだ!
4つのクラブを比較してきましたが、結局どれを選べばいいのか?その答えは、あなたの「理想の休日の過ごし方」にあります。
- 家族で安定して、日本各地の四季を楽しみたいなら → 東急ハーヴェストクラブ が一番の近道です。
- 圧倒的な豪華さと、最高級の料理で非日常を味わいたいなら → エクシブ(XIV) で決まりです。
- 誰にも邪魔されず、プライベートなヴィラで寛ぎたいなら → リシエロ(re-cielo) を検討してみてください。
- 日本にとどまらず、世界中のラグジュアリーを楽しみたいなら → マリオット・バケーション・クラブ が最適です。
オーナーになる前に、まずは「体験」する方法【裏ワザ】
数百万、数千万円の投資をする前に、絶対にやってほしいことがあります。それは「一度、実際に泊まってみること」です。
実は、会員権を持っていなくても、一休.comや楽天トラベルなどの予約サイトから宿泊できる施設もあります。
また、マリオットのように「クレジットカード(マリオットアメックス)を持つだけ」で、オーナー気分を味わえる特典を手に入れる方法も、リスクの少ない第一歩としておすすめです。
まずは週末の1泊から、あなたの「理想のオーナーライフ」を体験してみてはいかがでしょうか?
ホテルの検索サイトでは、「東急ハーヴェスト」とか「エクシブ」で検索するといろいろなプランができます。私も、最初はいろいろな会員制ホテルに、「ビジター」で宿泊してみました。会員さんと同じサービスが受けられますので、そのクラブを知るには一番の方法です。

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